ハトマメ物語
ハトマメの由来はこの歌にあるようです。
ハトマメの創業は明治18年。
初代の仲山作兵衛がタバコの専売制を前に
「子供たちにひもじい(空腹な)おもいをさせないように」とハトマメを考案しました。
当時ハトマメは「人造豆」「筑前美人豆」と呼んでいました。
二代目昌人が戦争の体験から「みんながお菓子を食べられないような世の中にしてはならない」と一念発起して作りつづけました。
そして、いつまでも平和であってほしい、という願いをこめて「ハトマメ」という名前がつけられました。
三代目良幹が、ハトマメを金太郎さんの小袋につめ、四十二種類のつじきり(おみくじ)を入れた金トキ豆、そば粉豆を作りました。
ハトマメの製法は、昔のまま。小麦粉を砂糖水で練った生地をのばしてサイコロ状に切り、丸めながら焼き上げます。そして機械で回し焼きながら砂糖蜜をしみこませて完成。
輸入物の小麦粉ではうまく丸まらず、福岡県筑後産の小麦粉を使って作ります。
なお、ハトマメは商標登録。良いものを残し作り続けていきたいと思います。
平成13年6月17日今のお店ができました。
コンセプトは「郷土のおやつの店」
ハトマメがおやつとして作られたように、格式ばらない、気軽に買えるお菓子、豆菓子、和菓子、洋菓子問わず、どれも自分がおいしいと思ったお菓子を作っています。
ハトマメ屋では、ご来店のお客様に、よもぎ茶とおこめ大福のおもてなしをしております。
店内にはテーブルと椅子をご用意していますので、ごゆっくりとハトマメ屋のお菓子をご賞味ください。
きっとあなたのお気に入りのお菓子が見つかると思います。